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KANAME-QUICK オプション機能

KANAME QUICKには以下のようなオプション機能を追加することができます。

放送設備連動オプション

KANAME-QUICK放送設備連動版は、基本表示版の全機能に加えて、下記のパターンA(接点のみ)、 パターンB(接点+音声)のどちらの起動方法にも対応した緊急地震速報放送機能を提供します。


放送連動オプション構成
パターンA→詳細はこちらパターンB→詳細はこちら
放送設備への出力接点のみ接点+音声
説明放送設備に放送音声を持ち、接点信号により放送起動します。PC側に音声ファイルを持ち、放送設備には音声信号と同時に起動信号としての接点信号を出力をします。

機能と特徴

  • 放送出力を実施する震度しきい値(震度1、2、3、4、5弱、5強、6弱、6強、7)を選択することができます。
  • 放送出力判定条件(1点処理でも放送実施、2点以上の処理でのみ放送実施、警報発表時のみ放送実施)を選択することができます。
  • デモ、過去地震再生を訓練として放送出力することができます。
  • 放送テストが可能です。
  • 本製品には以下の標準音声が収録されています。ユーザ様で放送音声をご用意いただければ別の音声を放送する ことも可能です。
1.緊急地震速報時(NHKチャイム音)地震です。落ち着いて身を守ってください。地震です。落ち着いて身を守ってください。
2.訓練時ただいまから緊急地震速報の伝達訓練を行います。これは訓練です。
(NHKチャイム音)地震です。 落ち着いて身を守ってください。地震です。落ち着いて身を守ってください。
3.キャンセル時さきほどの緊急地震速報は誤りですので取り消します。さきほどの緊急地震速報は誤りですので取り消します。

パターンA(接点のみ)

放送設備側に放送音声を持ち、複数の接点信号により放送起動します。

  • 4つの接点(緊急地震速報、リセット、緊急地震速報(訓練)、キャンセル報)に対し、出力を自由に割り当てられます。
    ※キャンセルとリセットは他の出力と共有できず、単独使用となります。

放送出力の流れ


条件を満たす緊急地震速報を受信すると接点信号が起動し(on)、緊急地震速報の音声が放送されます。
それぞれの接点をonにする時間は0.1秒から60秒まで、0.1秒刻みで変更可能です。

キャンセル報放送出力の流れ

【緊急地震速報放送中にキャンセル報を受信した場合】

条件を満たす緊急地震速報を受信すると、接点信号が起動(on)し、緊急地震速報の音声が放送されます。
放送の途中にキャンセル報を受信した場合には、まずリセットの接点が起動し、放送が強制中断されます。
その次にキャンセル報の接点が起動し、キャンセル報の音声が放送されます。

【緊急地震速報放送終了後にキャンセル報を受信した場合】

条件を満たす緊急地震速報を受信した場合、接点信号が起動(on)し、緊急地震速報の音声が放送されます。
放送が終わった後にキャンセル報を受信した場合にも同様に、まずリセットの接点が起動します。
その次にキャンセル報の接点が起動し、キャンセル報が流れます。

パターB(接点+音声)

PC設備側に音声ファイルを持ち、放送設備にはLINE-OUTから音声出力すると同時に起動信号としての接点出力を行います。

放送出力の流れ


接点出力装置がonの時間、割込み放送が行われます。
接点信号をonにして「無音時間」経過後、 音声ファイルを再生します。音声ファイルの再生が終了すると接点信号はoffに戻ります。
◇放送設備によって、アンプの起動にかかる時間が異なるため無音時間が設けられています。
この時間は0秒から10秒まで0.1秒刻みで変更可能です。

キャンセル報放送出力の流れ

【緊急地震速報放送中にキャンセル報を受信した場合】

条件を満たす緊急地震速報放送実施中にキャンセル報を受信すると、緊急地震速報の再生が強制中断され、キャンセル報の再生に切り替わります。

【緊急地震速報放送終了後にキャンセル報を受信した場合】

条件を満たす緊急地震速報の放送が終了した後にキャンセル報を受信した場合には、緊急地震速報の時と 同様に「無音時間」経過後、キャンセル報の放送を実施します。

本オプション付属のハードウェア

名称メーカー・型式説明
1接点出力装置PATLITE PHC-100APCとシリアル接続して接続出力を行います。
2USB-シリアル変換ケーブルサンワサプライ USB-CVRS9PCに使用可能なシリアルポートが存在しない場合に使用します。
3シリアルストレートケーブル(2m)サンワサプライ KRS-433XF2KPCと接点出力装置を接続します。

パトライト製受信端末接続オプション

緊急地震速報を複数の場所で受信したい場合に、 光・音声・文字による減災システムにより、幅広いニーズに応えられます。


パトライト製受信端末接続オプション構成図

機能と特徴

  • パトライト製受信端末(最大5台)に対して情報出力が行えます。
  • 緊急地震速報表示端末ごとに違う設定ができ、出力条件・情報の更新条件についてはKANAME-QUICK側で制御します。
  • 更新条件は、
    1.予測震度が大きくなった 又は 猶予時間が短くなったときのみ更新
    2.常に最新の情報に更新
    3.更新しない
    の3つから選択できます。
  • 過去地震再生・デモ地震再生ができます。
  • 訓練報での動作も「訓練報でも出力する」にチェックを入れると、訓練報受信時にも通常の緊急地震速報受信時と同様に情報が送信されます。

パトライト製受信端末設定画面

株式会社パトライト 緊急地震速報表示端末FTE-D04