テスト用緊急地震速報電文作成プログラム Denbun Maker
緊急地震速報の受信端末メーカ・配信事業者向けのテスト作成ソフトです。震源要素を入力すると、EBI(地域ごとの予測震度・主要動到達予測時刻)入りの予報電文と警報電文が出力されます。
テスト用緊急地震速報電文編集画面
概要
電文作成のフロー
警報対象地域の表示画面
- 予報電文の第1報から最終報までの震源要素(送信時刻・震源時刻・震源の緯度・経度・深さ・マグニチュード・震央コード・RKフラグ)を入力すると、EBI(地域ごとの予測震度・主要動到達予測時刻)入りの予報電文が生成されます。また地震動警報になる場合には、警報電文も自動生成されます。
- 予報電文の警報フラグは、地域ごとの予測震度とRKフラグなどから自動的に付与されます。警報対象地域が増えた場合の警報電文の更新やキャンセル報にも対応しています。
- 本ソフトウェアで作成した電文または実際の緊急地震速報電文を読み込んで震源要素を編集して電文を再出力することも可能です。
- 出力される電文のフォーマットは気象業務支援センターと同じものを使用しています。XML形式の電文も作成できます。
- 本ソフトウェアで作成した電文をデモ地震速報発信ソフトKANAME-QUICK VEGで送信することにより、受信端末の動作試験や訓練などに使用することができます。
- 地図上に警報の発表地域と到達予測時刻の「等時曲線」を表示します。
| 予報電文 | 最大震度3以上またはマグニチュード3.5以上等と予想された時に発表される電文です。 警報であるかどうかのフラグ、地域ごとの予測震度・主要動到達予測時刻(EBI)のデータも付けられます。 |
| 警報電文 | 最大震度5弱以上の揺れが予想されたときに、強い揺れが予想される地域に対し、 地震動により重大な災害が起こるおそれがある旨を警告して発表する電文です。警報対象となる地域が電文内に記載されます。 |